某大手ビジネスホテルマンのつぶやき

某大手ビジネスホテルの働き方・生き方ブログ、

今の自分を認めてあげてほしい

死ぬほど上司に怒られた経験

私は北海道の果て網走(あばしり)という町で2年半、

広告代理店で働いていました。

私が成長していく過程で経験した、

死ぬほど怒られたことを。

シリーズにしてお伝えしたいと思います。

テーマは「自分を自分以上に見せる」

遡ること2年半、私は社会人として

地元の広告代理店で働き始めました。

社会人経験0なので、社会のことはまるで

わかりませんでした。

会社にを退社する時に、お先に失礼します。

ということも知りませんでした。

ある朝上司が私に向かって言いました。

「宅配員とのやりとりをこの記録表に書いておけ」

私は「はい」と返事をしました。

私はそのことを忘れていて、そのまま帰ろうとしました。

上司が大きな声で、「帰れるのか?」と言った。

朝言われたことを思い出し、顔面蒼白で、「いいえ。」と答えました。

「なぜ帰らないのかわかるか?」

私「記録表のことです」

上司「お前は人の約束をすぐ破る、大人をなめているのか」

私「いいえ」

日々、仕事でミスばかりしていた私は、

周りから信用が全くなく、

怒られてばかりでした。

そして普段、本を読むことが好きだとか、

太宰治を読みます」なんて周囲に言いふらしてました。

内容がよくわかっていないのにです。

そのことについて問い詰められ、太宰治の内容を

聞かれました。

「よくわかりません」

上司「何に感動したんだ?」

私「…」

赤っ恥をかき、もう何も言える状態ではありませんでした。

仕事中に、手が空いたからと、家から持ってきたビジネスマナーの本を読み出したり、上司が運転している時に助手席でバナナを食べたりと、色々とズレた行動をしていたことも、すべて問い詰められました。

こうして赤っ恥をかかされたことで私は、

自らの普段の振る舞いが、「恥」や、「無礼者」

「恩知らず」など、最低な人間であるということに

気がつきました。

自分を自分以上に見せるような嘘ばかり、

ついてきました、それが暴露された時の話でした。

高校生の時から、ピアノが弾けないのに、

引けると言ったり、様々な嘘をついて

生きてきました。

わからないことはわからないと言え、

そういうふうに上司から言われ、

とても楽になりました。

人は技能があるからとか、知識があるから

愛されるというわけではありません。

自分に今できることを精一杯やれば

自ずと愛されるし、経験も身につくし、

そうすることで自ずと学ぶべきことが

はっきりとしてきます。

自分の弱さをさらけ出し、飼い主に腹を出して

無防備な犬のように、必ず受け入れてくれる人がいるので、肩の力を抜いて生きていきましょう。